- かんたんに作れるスープ・汁物のレシピを知りたい
- 自家製冷凍食品・手作りミールキットの活用レシピを知りたい
- 料理を時短してかんたんに作りたい
自家製冷凍食品や手作りミールキットを活用することで、簡単に美味しいスープや汁物を楽しむことができます。
今回は、豚汁、コンソメスープ、ミネストローネ、クリームシチュー、バターチキンカレー、鶏のしょうゆ汁、けんちん汁、肉豆腐の8種類のレシピをご紹介します。
それぞれのレシピには、必要な材料、事前の各材料の冷凍の仕方、作り方が記載されています。
これらのレシピを参考に、冷凍食材を使って手間を省いた調理を楽しみましょう。
炊飯器や電気圧力鍋で作れるほったらかし料理もあるよ。
炊飯器や電気圧力鍋で作れるほったらかし料理はこのページでも紹介してるから、あわせて見てみてね。
豚汁
事前の各材料の冷凍の仕方
- 豚肉:一口大に切って、ビニール袋に入れて冷凍。
- にんじん:皮をむいていちょう切りにし、ビニール袋に入れて冷凍。
- 大根:皮をむいて一口大に切り、ビニール袋に入れて冷凍。
- こんにゃく:食感が悪くなるため冷凍しません。冷蔵または冷暗所にて保存(開封後は必ず冷蔵)
- ねぎ:斜め切りにし、ビニール袋に入れて冷凍。
※具材はお好みのものをお使いください。上記以外に、ごぼう、じゃがいも、里芋なども合います。
材料
- 豚肉:200g
- にんじん:1本
- 大根:1/4本
- こんにゃく:1/2枚
- 長ねぎ:1本
調味料
- みそ:大さじ3
- 粉末だし:小さじ1(だし入り味噌の場合は不要です)
作り方
- 豚肉を冷凍庫から取り出し、電子レンジの解凍機能で解凍します。(無ければ200Wで3分解凍)
- 鍋に水(800ml)、にんじん、大根、ねぎを凍ったまま入れて火にかけます。沸騰を待つ間に、こんにゃくを短冊切りにし、鍋に入れます。1の豚肉を切って、鍋に加えます。
- 中火で煮立て、アクを取り除きます。弱火にして、野菜が柔らかくなるまで煮込みます。
- みそを溶かし入れ、味を見て、必要に応じてみそを足して調整します。彩りに小ねぎをちらして完成です。七味をかけても美味しいです。
コンソメスープ
コンソメスープは、洋風のスープの基本となるクリアタイプのスープで、鶏肉や野菜をじっくり煮込んで作るコンソメブイヨンをベースにしています。
具材には、玉ねぎ、人参、じゃがいもなどが一般的で、栄養バランスに優れています。
彩りを意識して具材を選ぶと良いでしょう。余り野菜を一掃する時にも使えます。
白:玉ねぎ、大根、里芋、豆類
緑:ピーマン、キャベツ、レタス、ブロッコリー、パセリ、セロリ、枝豆、グリーンピース
黄:じゃがいも、コーン、かぼちゃ、黄パプリカ
赤:にんじん、赤パプリカ、レッドオニオン、二十日大根(ラディッシュ)、トマト
黒:しめじ、こしょう
コンソメスープは、簡単に作れるうえ、冷凍食品や手作りミールキットを使ってさらに手間を省くことができます。
様々な具材を加えることでアレンジも自由自在で、家庭料理の定番メニューとして親しまれています。
事前の各材料の冷凍の仕方
- 鶏肉:さいの目切りにし、ビニール袋に入れて冷凍。
- 玉ねぎ・にんじん:さいの目切りにし、ビニール袋に入れ冷凍
- ブロッコリーの茎:皮を厚めにむき、さいの目切りにし、ビニール袋に入れて冷凍
- しめじ:石づきをとり、ビニール袋に入れほぐして、冷凍
材料
- 鶏むね肉:150g〜200g
- 玉ねぎ:1個
- にんじん:1/2本
- ブロッコリーの茎:1本
- しめじ:1/3株
調味料
- コンソメキューブ:1個
- 塩:小さじ1
- こしょう:適量
作り方
- 鶏むね肉を冷凍庫から取り出し、電子レンジの解凍機能で解凍します。(無ければ200Wで3分解凍)
- 鍋に水(800ml)を入れ、玉ねぎ、にんじん、ブロッコリーの茎、しめじを凍ったまま入れ、火にかけます。1の鶏むね肉が解凍されたら、追加で加えます。
- コンソメキューブ、塩を加えて、中火で煮立てます。アクを取り除き、弱火にして10分ほど煮込みます。
- 塩・こしょうで味を調整し、完成です。
ミネストローネ
事前の各材料の冷凍の仕方
- 玉ねぎ:さいの目切りにして、ビニール袋に入れて冷凍
- にんじん:さいの目切りにして、ビニール袋に入れて冷凍
- なす:さいの目切りにし、ビニール袋に入れて冷凍
- ズッキーニ:さいの目切りにして、ビニール袋に入れて冷凍
- パプリカ:さいの目切りにして、ビニール袋に入れて冷凍
材料
- 玉ねぎ:1個
- にんじん:1本
- パプリカ(赤・黄):各1/2個
- トマト缶:1缶
調味料
- コンソメキューブ:2個
- オリーブオイル:大さじ1
- 塩・こしょう:適量
- パセリ(お好みで):適量
※お好みの具材を入れてください。セロリ、ズッキーニ、パプリカなどがおすすめです。
作り方
- 鍋に、水(500ml)冷凍しておいた野菜を凍ったまま入れ、火にかけます。
- 沸騰したら、トマト缶、コンソメキューブを入れて中火で煮立てます。弱火にして、野菜が柔らかくなるまで煮込みます。
- 塩・こしょうで味を調整し、お好みでパセリを加えて完成です。
ルウなしで!クリームシチュー
事前の各材料の冷凍の仕方
- 鶏肉:一口大に切って、ビニール袋に入れて冷凍。
- じゃがいも:食感が悪くなるため、冷凍保存しません。そのまま冷暗所にて常温保存
- 里芋:水で洗い、耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジで5分加熱します。簡単に皮がむけます。その後、ビニール袋に入れて冷凍
- にんじん:いちょう切りまたは乱切りし、ビニール袋に入れて冷凍。
- 玉ねぎ:くし切りにして、ビニール袋に入れて冷凍。
- しめじ:石づきをとり、ビニール袋に入れてほぐして冷凍。
材料
- 鶏肉:200g
- じゃがいもまたは里芋:中4個
- にんじん:1本
- 玉ねぎ:1個
- しめじ:4個
- 牛乳:400ml
調味料
- 小麦粉:大さじ3
- サラダ油またはオリーブオイル:大さじ1
- バター:大さじ1
- 塩・こしょう:適量
作り方
- 冷凍しておいた鶏肉を解凍します。(電子レンジの解凍モードまたは200Wで3分)
- 鍋にサラダ油またはオリーブオイルを熱し、鶏肉と玉ねぎを炒めます。
- 里芋、にんじん、玉ねぎ、しめじを冷凍のまま鍋に入いれ、炒めます。(解凍されにくい場合は、水50mlを入れ、弱火にし、蓋をして蒸し焼きにします。)
- 全体がしんなりとし、水分が無い状態になったら、小麦粉を加え、だまがなくなるまで炒めます。焦がさないように注意します。
- 3回に分けて牛乳を加え、その度によく混ぜます。
- とろみを見ながら、水(200ml)を注ぎ、中火で煮立てます。弱火にして10分ほど煮込みます。
- 塩・こしょうで味を調整し、完成です。
ルウなしで作るクリームシチューは、炊飯器や電気圧力鍋では作ることができません。もし炊飯器や電気圧力鍋で作りたい場合は、市販のルウを最後に加えて作ります。
トマトバターチキンカレー
事前の各材料の冷凍の仕方
- 鶏もも肉:一口大に切って、ビニール袋に入れて冷凍。
- 玉ねぎ:薄いくし切りにして、ビニール袋に入れて冷凍
- しめじ:石づきをとり、ビニール袋に入れほぐして、冷凍
- トマト:水で洗い、ヘタをとってそのままビニール袋に入れて冷凍(トマト缶の場合は、開封した余りをビニール袋に入れて冷凍でもOK)
材料
- 鶏もも肉:200g(豆カレーも美味 大豆の水煮:100g)
- 玉ねぎ:1個
- しめじ:1/2株
- トマト:大1〜2(または トマト缶:1/2缶)
- ヨーグルト(無糖):100ml
- にんにくすりおろし:小さじ1(チューブでOK)
調味料
- にんにく:小さじ1
- カレー粉:大さじ1
- トマトケチャップ:大さじ2
- 砂糖:大さじ1
- サラダ油:大さじ1
- バター:大さじ1
- 塩・こしょう:適量
作り方
- 冷凍しておいた鶏肉を解凍します。(電子レンジの解凍モードまたは200Wで3分)
- 鍋にサラダ油を熱し、にんにく、玉ねぎ、カレー粉を炒めます。
- 香りが立ったら、鶏もも肉(または大豆の水煮)、ヨーグルト、トマト、トマトケチャップ、砂糖、水200mlを加え、中火で煮立てます。弱火にして20分ほど煮込みます。
- 仕上げにバターを加え、塩・こしょうで味を調整し、完成です。
鶏のしょうゆ汁
鶏のしょうゆ汁は、元々山形のお雑煮のレシピです。
あまりにも美味しいので、正月だけではもったいないと、日常的に作るようになった汁物です。
お餅なしでも美味しいです。
事前の各材料の冷凍の仕方
- 鶏もも肉:一口大に切って、ビニール袋に入れて冷凍。
- 大根:皮をむき、さいの目切りにして、ビニール袋に入れて冷凍
- ごぼう:よく洗い、ささがきまたは薄い斜め切りにして、水に1〜2分さらし、ビニール袋に入れて冷凍
- 油揚げ:買ってきた袋のまま冷凍、または、短冊切りにして、ビニール袋に入れて冷凍
- ねぎ:斜め切りにし、ビニール袋に入れて冷凍。
材料
- 鶏もも肉:200g
- 大根:1/3本
- ごぼう:1本
- 油揚げ:1枚
- ねぎ:1本
調味料
- しょうゆ:50ml
- 塩:小さじ1
- だしの素:小さじ1
作り方
- 冷凍しておいた鶏肉を解凍します。(電子レンジの解凍モードまたは200Wで3分)
- 鍋に水(800ml)を入れて、鶏もも肉、大根、ごぼう、油揚げ、ねぎを加え、アクを取り除きます。
- しょうゆ、塩、だしの素を加え、弱火にして10分ほど煮込みます。
けんちん汁
けんちん汁は、野菜たっぷりの日本の伝統的な汁物で、根菜類を中心にシンプルな味付けで作られます。
しょうゆベースのものもありますが、今回は味噌での味付けのものを紹介しています。
冷凍食品や手作りミールキットを使えば、簡単に作れて栄養バランスにも優れた一品です。寒い季節におすすめの温かい料理です。
事前の各材料の冷凍の仕方
- ごぼう:皮をむいてささがきにし、1〜2分水にさらし、ビニール袋に入れて冷凍
- にんじん:いちょう切りにし、ビニール袋に入れて冷凍
- 大根:皮をむいていちょう切りにし、ビニール袋に入れて冷凍
- こんにゃく:食感が悪くなるため冷凍しません。冷蔵または冷暗所にて保存(開封後は必ず冷蔵)
※その他豆腐、ごぼうなどさまざまな食材が合います。
材料
- ごぼう:1本
- にんじん:1本
- 大根:1/4本
- こんにゃく:1/2枚
調味料
- みそ:大さじ3
- だしの素:小さじ1
- サラダ油:大さじ1
※精進料理として再現する場合は、だしはカツオではなく、昆布だしなどの植物性を使いましょう。
作り方
- 鍋にサラダ油を熱し、ごぼう、にんじん、大根、こんにゃくを炒めます。
- だし汁を加え、中火で煮立てます。アクを取り除き、弱火にして10分ほど煮込みます。
- だしの素を入れ、みそを加えて溶かし、味を調整し、完成です。
肉豆腐
肉豆腐は、豚肉と豆腐を主役にした日本の家庭料理で、煮物の一種です。
出汁、醤油、砂糖などで調味し、野菜も加えて煮込みます。
簡単に作れて、栄養バランスも良いため、日常の食卓にぴったりです。
事前の各材料の冷凍の仕方
- 牛肉:一口大に切って、ビニール袋に入れて冷凍。
- ねぎ:斜め切りにし、ビニール袋に入れて冷凍。
- 糸こんにゃくまたはしらたき:食感が悪くなるため冷凍しません。冷蔵または冷暗所にて保存(開封後は必ず冷蔵)
材料
- 牛肉:200g
- 豆腐(焼き豆腐・木綿・絹お好みで):1丁
- ねぎ:1本
- 糸こんにゃくまたはしらたき:1/2パック
調味料
- だしの素:小さじ1
- 酒:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 醤油:大さじ2
- 砂糖:大さじ1
作り方
- 冷凍しておいた牛乳を解凍します。(電子レンジの解凍モードまたは200Wで3分)
- 鍋に水100ml、だしの素、酒、みりん、醤油、砂糖を入れて中火で煮立てます。
- 絹ごし豆腐、牛肉を加えて5分ほど煮込みます。
- ねぎを加えて1分ほど煮たら、完成です。
これらの自家製冷凍食品・手作りミールキット活用レシピを試して、手軽に美味しいスープや汁物を楽しんでください。冷凍食材を使うことで、食材の新鮮さを保ちながら、手間を省いて調理ができます。ぜひお試しください。
FAQ
Q1:冷凍食品やミールキットを使うメリットは何ですか?
A1:冷凍食品やミールキットを使うメリットは、食材の新鮮さが長持ちし、手間を省いて調理ができることです。また、一度に大量に作っておけば、時間がないときでもすぐに食事が用意できます。
Q2:冷凍食品の保存期間はどのくらいですか?
A2:冷凍食品の保存期間は、食材や調理方法により異なりますが、一般的には1~3ヶ月程度です。ただし、早めに消費することが望ましいです。
Q3:冷凍食品を解凍する方法は?
A3:冷凍食品を解凍する方法は、冷蔵庫でゆっくり解凍する方法、水につけて解凍する方法、電子レンジで解凍する方法があります。食材によって適切な方法を選んでください。
Q4:手作りミールキットで作る際の注意点は何ですか?
A4:手作りミールキットで作る際の注意点は、食材を適切にカットして冷凍し、解凍後の食材が水っぽくならないように調理することです。また、食材によっては冷凍に適さないものもあるため、適切な食材を選ぶことが大切です。
Q5:冷凍食品をそのまま調理することはできますか?
A5:冷凍食品は、解凍せずにそのまま調理することもできますが、食材や調理法によっては火が通りにくかったり、食感が悪くなることがあります。解凍方法や調理法を工夫して、食材を美味しく調理しましょう。お肉は、解凍したほうがおいしく仕上がります。野菜は、冷凍のまま調理してOKです。
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